ジョニー・デップが愛犬を殺して食べてしまったと痛烈なジョークを飛ばしたようだ。今年5月、許可なしでオーストラリアに愛犬2匹を違法に持ち込んだとして問題を起こしたジョニーは、イタリアで行われたヴェネツィア国際映画祭での新作映画「ブラック・マス」記者会見の場でオーストラリア農産大臣バーナビー・ジョイス氏の発言を模倣し、ダークなジョーク発言をしたと報じられている。
違法で犬をオーストラリアに持ちこんだジョニーと妻アンバー・ハードに対し、ジョイス氏は即出国させなければ殺処分にすると発言し、当時大きな話題となっていたのだが、その話題に触れるようにある記者がジョニーに対しヴェネツィアのゴンドラに愛犬を乗せたいかと質問したところ、「犬たちは殺して食べちゃったよ。オーストラリアのうんざりするようなデカい男に直接命令されたからね」と答えたという。
アンバーは現在、プライベート機でオーストラリアに入国した際に2人の愛犬2匹を違法で持ち込んだとして、2件の違法輸入の罪と虚偽文書作成の罪でクイーンズランドの裁判所で告訴されている。
この事件が起きた際、オーストラリアから50時間以内に犬たちを退去させなければ安楽死処分することになると命じられていたアンバーは今、最高20万ドル(約2480万円)の罰金もしくは10年の懲役刑を与えられる可能性と直面している。
アンバーは今月行われるこの裁判に出廷予定となっている。