松岡昌宏 生前の中山美穂さんと交わした「えっ、その時はミタゾノじゃないですけどね」「昌宏でしょ?」切ないやりとり
「好きすぎて会わないようにしてた人がいて、ファンだから。それがオレは圧倒的にミポリンだったから。中山美穂さんに初めてウチの番組でお会いした時は、番組中にもそれが結構出てるけど、めちゃめちゃ緊張したよね…」
元「TOKIO」松岡昌宏が自身のYouTubeチャンネル「松岡のちゃんねる」(11月12日付)で、昨年12月6日に54歳の若さで急逝した歌手で女優・中山美穂さんとの思い出を口にした。さらにこう続ける。
「ドラマでも共演させてもらって、嬉しかったね。(中山が)『今度、また違う作品でもゆっくりやりたいね』とか言ってくれて。その時は(自分の役が)『ミタゾノさん』だったから、(中山に)『ミタゾノさん、ミタゾノさん』って呼ばれてたから、(自分が)『えっ、その時(次回の共演作)はミタゾノじゃないですけどね』って言ったら、(中山が)『“昌宏”でしょ?』って。『ありがとうございます』って喜んでた。もう、ただのファンだよ。去年の末の話だよ…」
松岡が主役の家政夫・三田園薫を演じる今年1月期のドラマ「家政夫のミタゾノ 第7シリーズ」(テレビ朝日系)の第1話(1月14日)に、ウェブライター役でゲスト出演した中山さん。放送後に場面が変わり、劇中で中山さんが座っていた白い椅子と白いテーブルが置かれた真っ白な部屋に、ミタゾノに扮して登場した松岡が、「感謝」「温かい心」「気品・上品」「美しい仕草」といった花言葉を持つピンクのカーネーションをテーブルに手向ける追悼の演出があった。
「家政婦のミタゾノ」以降も共演する松岡と中山さんの姿を見たかったファンは多いようで、動画の視聴者からは「松岡くんのミポリン話、切ないな~」といった声が見受けられた。
ドラマでは「家政婦のミタゾノ」が遺作となった中山さんとのやり取りは、松岡の心に永遠に残ることだろう。
(所ひで/YouTubeライター)
