小嶋陽菜の眉に“のりみたい”反響で専門家が明かす「トレンド眉の最前線&黄金比で整える難しさ」
「こじはる」ことタレントの小嶋陽菜が、自身が表紙に登場した美容誌「MAQUIA」12月号の表紙撮影時の様子を写した動画のインスタグラムへの投稿(10月21日付)が、話題を呼んでいる。動画に映るのは、黒のセットアップ風ショートパンツ姿、ジャケットの裾はまるでふんどしのように前に垂れ下がり、ハードとも言えるスタイルのこじはるがいろいろとポーズをとる様子。そして、表紙そのものでも目立ち、動画でも目を引いたのが、光を反射するように整えられた“のりみたいな眉(まゆ)”だった。
同誌12月号では、彼女のスキンケアとメイク術を特集。ドアップの写真が公開されるや否や、SNS上では「美しいけど眉が貼りついて見える」「メイク技術がすごすぎてCGみたい」と賛否が読者の間から、ネット上に飛び交ってもいる。
ただ、美容業界では今、こうした“眉”に注目が集まっている。ジェルやリキッドで毛流れを固定し、皮膚と眉を一体化させるようにツヤを乗せる。あるヘアメイクはこう分析する。
「眉毛の造形は個々の好みに応じて角度や太さを調整できますが、最も大切なのは自然な形状を保つこと。顔全体のバランスを崩さないよう、慎重に仕上げる必要があります。小嶋さんの眉はその“ギリギリの美”を追求している印象です」
さらに別の毛髪専門家はこう補足する。
「眉の黄金比を完全に理解し、その通りに整えられる人は非常に少ない。プロでさえ理想的に描けないこともあります。眉デザインには“絵心”が必要で、センスが伴わないと途端に不自然になる。だからこそ、こじはるさんのようにバランスを保った眉は、実は高い技術の証明なんです」
“のり眉”と呼ばれるほどの密着感とツヤ。その裏には、黄金比と美的センスが織りなす精密な設計がある。時に人工的とも取られる完璧さの中に、「人の手で描かれた美」が宿ることが、こじはるが長年“美の象徴”として愛される理由なのかもしれない。
