AKB48「紅白・レコ大」にもOG参加が話題の裏で「あの元メンバー」の「不在力」がスゴイことになっているワケ!
12月8日に結成20周年を迎えたばかりのAKB48が、年末にかけてかつての「黄金期」のような忙しさをみせている。まず、12月3日にNHKがAKB48が紅組歌手として「第76回NHK紅白歌合戦」に出場することが発表。2019年以来の出場となり、AKB48の現役メンバーに加えて、8名の卒業メンバーである前田敦子、高橋みなみ、小嶋陽菜、板野友美、峯岸みなみ、大島優子、柏木由紀、指原莉乃も参加。豪華なメンツがそろい、年末の紅白を盛り上げることになる。
さらに、12月30日にTBS系で放送される今年の「第67回日本レコード大賞」でも企画賞を受賞した同グループも、現役メンバーに加え、卒業メンバーの前田、高橋、小嶋、指原の4人が加わりパフォーマンスするという。12月4~7日には日本武道館で20周年記念コンサートを開催。こちらにも前田や大島優子などOGが勢ぞろい。12月に入って、次々と話題になる活動を続け大反響を受けているところだ。
そんな中、紅白やライブに参加したOGより、SNSで注目を集め評価されているメンバーがいる。それが、かつてAKB48のエースとして大活躍した渡辺麻友さんだ。渡辺さんは、AKB48選抜総選挙で9年連続ベスト5入りを果たした人気メンバーで、個人でもアーティスト・俳優として大ブレイク。しかし、人気絶頂の2020年5月末に突然事務所との契約を終了し芸能界を電撃引退。その後、消息は一切明かされず、今回の20周年関連イベントにも姿を現していない。
そんな渡辺さんに、SNSでは不参加を惜しむ声とともに、功績を称える書き込みが数多く行われている。「まゆゆってやっぱり存在感がすごい」「渡辺麻友ちゃんて、凄え 居ないのに圧倒的存在感」「渡辺麻友に出会えたこの人生、本当に幸せ」「やっぱ渡辺麻友って神だわ」など、イベントに参加していない渡辺さんに対する称賛の声が、他のOGよりも数多く投稿されているのだ。なぜ、こんなに渡辺さんの人気が今でもすさまじいのだろうか?
「渡辺さんは、芸能界を引退してからSNSなどに登場せず完璧に姿を消している。そういった姿勢が、王道アイドルとしてすばらしいと称賛を受けているんです。卒業メンバーの中では、センターを何度も務めた前田さんや大島さんより人気が高く、AKB48ファンの間では『神』として崇められています。今回の20周年関連のイベントにも出演しなかったことで、渡辺さんはさらに神格化され、再評価されました」(スポーツ紙記者)
自身のアイドル道を貫き、今回の20周年関連イベントには出席しなかったまゆゆ。その美学は、「神アイドル」としてこれからも語り継がれていくことだろう。
(渡邊伸明)
