お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実が2月11日放送のラジオ番組「キョートリアル!コンニチ的チュートリアル」で、最近驚いた話として品川駅でのエピソードを明かしたという。芸能ライターが語る。
「新幹線を降りて改札に向かっていた時に、大勢の取り巻きを従えたサングラスのイケメンを発見。なんでも、取り巻き6人が接近しようとする女性ファンをブロックしてタクシー乗り場まで送り届けていたそうです。みごとなガードぶりに、徳井は韓流アイドルやジャニーズだったではと考えながらタクシー乗り場で並んでいると、接触に失敗した女性ファンに顔バレしてしまった。ついでといった雰囲気で握手をお願いされた際に、誰だったか聞いてみると、菅田将暉と松坂桃李だと聞かされ、納得したといいます」
映画ライターがあとを引き取って解説する。
「2人で新幹線に乗っていたのなら、共演中の映画『キセキ -あの日のソビト-』の大阪での舞台挨拶の帰りだったと思われます。取り巻きは事務所のスタッフと宣伝スタッフ、メイクにスタイリスト、映画監督だったのではないでしょうか。この2人は今、ブレイク真っ最中。映画も公開3週間で興収8億5000万円突破のヒット作となっています。売れっ子になるほど取り巻きの数も増えるし、ひと目見たさの野次馬が増えるのも道理ですからね」
徳井は取り巻きどころか、マネージャーの帯同もなく、一人で行動していたことについて、「吉本、情けなかったけどな。1人やで、俺。なんやったら、『1人だ』とか言われてんねん。握手し終わって向こう行って、『1人だよ』とか言われてんねん」と自虐ネタにしたのだった。
相方の福田充徳も、品川で見かけたモデルが衣装、メイク、マネージャーを連れていたことを挙げ、「ピンで歩いてるヤツなんか、見たことないで。マジで」と笑い飛ばした。
「チュートリアルの所属するよしもとクリエイティブ・エージェンシーはタレント数が多く、マネージャー1人で何人ものタレントを掛け持ちしています。当然、いちいち現場について行くことはなく、放し飼いという名の放任主義が徹底しており、そのほうがタレントの自主性もアップするという考えのようです」(スポーツ紙記者)
全盛期の浜崎あゆみがマネージャーやメイク、付き人、ボディガード、愛犬の世話係にキティちゃんのぬいぐるみ運搬係ら、20人近くで大名行列していたのが懐かしく思えてくる。
(塩勢知央)