【俺たちバッドバーバーズ】中島歩演じる「日暮歩」の“クセが強すぎるキモカワキャラ”こそ「中島マジックの賜物」
通称「オレババ」こと放送中の深夜ドラマ「俺たちのバッドバーバーズ」(テレビ東京系)で中島歩演じる“襟足がとても長くてお笑いコンビ・バッテリィズのエースまたはメーテルのような”日暮歩が話題になっているようだ。
日暮(中島)は、原宿の大手チェーン美容室でカリスマ美容師を目指していたが、給料は上がらず、店長や同僚にいじめられて退職した40歳。理容師だけでなく「裏用師(リヨウシ)」として「客から持ち込まれたトラブルを解決する便利屋」もしている月白司(草川拓弥)が経営する「月白理容室」にヒッチハイクでたどり着いた日暮は、「裏用師見習い」として住み込みで働くことに。1月30日深夜放送の第4話からは、新たに高校1年生の志賀風磨(原田琥之佑)も、日暮の誘いから「月白理容室」に居候することになった。
日暮を演じる中島は、2014年上半期放送のNHK朝ドラ「花子とアン」で、仲間由紀恵演じる葉山蓮子と駆け落ちするカッコイイ書生の宮本龍一としてテレビドラマ初レギュラーを飾り、昨年上半期放送のNHK朝ドラ「あんぱん」では今田美桜演じるのぶにカメラの素晴らしさを教えてくれる最初の夫・若松次郎をステキに演じたのに、今作では実にキモいのだ。いや、クセになるほどキモカワイイから目が離せないのだ。
昨年7月期放送の「愛の、がっこう。」(フジテレビ系)で中島が演じたストーカー気質の川原洋二もかなりキモいキャラクターだったが、これが”中島マジック”なのだろう。連ドラが終盤に向かうにつれ、作中で百々子(田中みな実)から「川原某(なにがし)」と呼ばれていた川原(中島)は、「なんだかキモいのにかわいい」「ひどいことをしているイヤな奴なのに憎めない」と視聴者から愛されるようになるという反転現象が起きたほど。現在も中島のことを「某」と呼ぶ人は少なくないようで、ネット上には「襟足の長い某が出てくるだけで和む」「見た目がアレなのにまともなことを言う日暮役の某がツボ」「某が小暮さん役で持ち味を生かしてる」といった声があがっている。
ダサかっこいいという言葉があるけれど、日暮がいつも着用している「古着ファッション」は、ダサく見えるが見る人が見ればカッコイイのかもしれない。身長184センチ、実年齢37歳の中島が着こなす膝小僧がまるっと出たショーパン姿から漂う「おかしみ」は、中島にしか出せない味わいだと思う。
長い襟足とロールキャベツをサラッと作れる料理スキルを持つ日暮に魅了されながら、今後の展開にワクワクしている。
(森山いま)
