全米オープンでまさかの1回戦敗退を喫した錦織圭が、デビスカップ・コロンビア戦(9月18~20日)の日本代表メンバーに選出。アメリカから帰国したばかりで再び敵地コロンビアに旅立つという、プロテニス選手らしい多忙なスケジュールをこなしている。
その合間を縫って、デートにも勤しむのが錦織流。7月にはウィンブルドンで負傷棄権したわずか5日後に、モデルの観月あこと人目をはばからずに腰に手を回してデートする姿を目撃されている。そんな錦織に世界レベルのプロスポーツ選手らしさを感じると語るのは、海外のスポーツ事情に詳しいライターだ。
「日本ではガールフレンドと一緒に公の場に出ることはありませんが、欧米のプロスポーツ選手は堂々と彼女連れで人前に登場します。錦織も14歳から米フロリダを拠点としているだけあって、その辺の感覚は日本人離れしているのかもしれませんね」
その錦織は、元新体操日本代表の坪井保菜美との結婚も視野に入れていたと言われているが、どうやら破局を迎えたようだ。海外を飛び回る錦織と日本で指導者を目指す坪井との間に気持ちのすれ違いが生まれたのが原因のようだが、前出のライターは、世界ランク4位の錦織にふさわしい女性は現れないのではと予想する。
「トップクラスのプロテニス選手は文字通り、世界を股にかけて転戦しており、その交際相手も一緒に行動しなければなりません。しかもテニスの世界は基本的に欧米文化なので、あらゆる国の人とパーティーなどを通じて交流する必要もあります。つまり、社交的なうえに英語にも堪能で、日本在住にこだわらない女性でないと、錦織との交際を続けるのは無理なんです」
ちなみに男子プロテニスの先駆者である松岡修造は、元テレビ東京アナウンサーの田口恵美子と結婚する際に、アナウンサーを辞めて自分を支えることを求めたという。その松岡が結婚したのは現役引退直前の30歳。逆に言えば、現役選手でいる間は結婚など考えられなかったのかもしれない。
そして現在25歳の錦織は、少なくとも20代のうちは一線級で活躍し続けられると予想される。そうなるとあと5年は海外にも帯同できるような彼女を作る可能性は少なさそうだ。もっとも帰国した際にデートできる相手がいれば、錦織としては満足なのかもしれない。
(金田麻有)