嵐の櫻井翔といえば、言わずと知れた慶應ボーイ。幼稚舎から大学まで慶應という生粋の慶應育ちだ。ジャニーズ初の大卒キャスターとして「NEWS ZERO」(日本テレビ系)に起用され早11年。現在も月曜キャスターの一員として、“イチメン!”というコーナーを受け持っている。
そんな櫻井が、同企画を通じてある試験にひっそり合格していたという。テレビ番組制作会社のスタッフが明かす。
「それは高齢者や障害者の視点になってサポートを行うユニバーサルマナー検定です。『イチメン!』で紹介したのをきっかけに2級を受験すると、みごと合格。昨年4月、障害者差別解消法がスタートしたことを受けて、一般の小売業大手の社員らと一緒に受験したそうです」
櫻井は実技として、車いすの研修や段差のスロープのぼりをしている。また、高齢者の疑似体験として、足などに動きを制御するサポーター、視界がかすむゴーグル、周りの音が聞こえにくいヘッドホンなどを装着して、杖をついて歩いた。
「彼がすごいのはペーパーテストで100点満点を取って合格したところ。70点以上で合格になるんですが、そのラインを余裕で突破してしまうあたりは、さすがは慶應卒です。キャスターを10年以上も務めた賜物でしょうね」(前出・テレビ番組制作会社スタッフ)
かねてからジャーナリスト気質が強く、ひとつの事柄を突き詰めた取材スタイルに興味を示していた櫻井。満点突破は当然の結果だったかもしれない。
(北村ともこ)