平昌五輪のテスト大会として五輪会場で行われたフィギュアスケートの四大陸選手権。日本からのファンが大挙して押しかけたためチケットが飛ぶように売れ、組織委員会も大喜びの大成功となったが、そのことでかえって韓国の平昌五輪への盛り上がりの低さが露呈したという。
「会場には日本からのファンの姿が多く見られ、週末のチケットの25%は日本など海外からの購入だったと伝えられています。リンクに張られた広告は日本の企業が多く、羽生結弦選手の人気も手伝ってライブでの放送に加え、日本ではゴールデンタイムにも地上波でフジテレビが放送。平昌五輪のプレ大会という位置づけもおおいに喧伝されていました。対して韓国では、生放送はおろか地上波でも放送されず、スポーツ専門のケーブルテレビで放送されただけなのだとか。五輪1年前の2月9日、日本ではNHKがニュース番組で五輪特集を行っていたのに対し、韓国では主要ニュースの後に触れる程度だったそうです」(女性誌記者)
資金不足やインフラの遅れが取り沙汰されている韓国。ぜひとも五輪成功のために、迅速な対応と開催国らしい盛り上がりを見せてほしいものだ。
(伊藤その子)