3月6日、フジテレビが4月改編記者発表を行った。注目される「月9」の30周年を飾る作品として、麻耶雄嵩氏の人気推理小説「貴族探偵」を原作に選んだ。そして、主演するのは“嵐”の相葉雅紀が抜擢された。
相葉演じる主人公は、年齢も家族も住所も本名も不明という謎の青年。常に紳士的で、洒落者。自身を“貴族”と名乗り、趣味は探偵で、興味のある事件には、上層部に働きかけ捜査に関わる。
ただし、実際に捜査や推理をするのは彼の召使いたちで、松重豊演じる執事、中山美穂演じるメイド、滝藤賢一演じる運転手が任に当たる。その他、元探偵役の井川遥、新米探偵役には武井咲、主人公に振り回される刑事役に生瀬勝久。そして、役は未発表だが仲間由紀恵の出演も決定している。
同局の宮道治朗編成局次長は「命がけで楽しいドラマを作りたい」と意気込んでいるが、この情報にネット上では「まず、主役に問題がある」「なにをやっても相葉くん」「主演が演技で足を引っ張ってる状況しか思い浮かばない」など、不評だ。
「主人公はミスキャストだが、脇を主役級の俳優で固めることで補う。まさに『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)方式です。貴族役は相葉より松本潤のほうがハマりそうですが、このところジャニーズ事務所は、なぜか“相葉押し”してるから、その一環ですかね。ただ、原作は面白いし、実際に活躍するのは召使いだから、そこそこ脇の役者で数字は取れるのでは?」
フジは月9の存亡をかけて「命がけ」というが、その重責に相葉は応えられるか?