病気ではないのに「なんだか疲れたなぁ」って感じたこと、誰にでもありますよね。そんなとき、疲労回復の強い味方が“鳥のムネ肉”です。鳥の胸には活性酸素を抑える作用のあるイミダゾールジペプチドが豊富に含まれています。この成分はアンチエイジングにも効果があることがわかってきました。しかも鳥のムネ肉って、モモ肉よりもお財布に優しいんです。
だけど自分で調理すると、パサパサした感じになるから美味しくない~って思っている人もいるのでは? そこで、皮はパリッと肉はやわらかくジューシーにグリルするコツをお教えしますね。
まず、肉を買ってきたら調理するまで1度冷蔵庫に保管しますよね。だけど、もし1時間以内に焼くのであれば、出したままにして常温に戻してください。肉から出た水分は、調理直前にキッチンペーパーでふき取りましょう。
次にフォークでムネ肉の表と裏からブスブスッと肉を刺してください。そして塩とコショウ、もしくは市販のシーズニングミックスを全体にまぶします。
コーティングされたフライパンならそのまま、それ以外なら少量の油を入れて皮を下にして入れ、肉の上にアルミホイルを置きます。その上から重しを置いて弱火で焼きましょう。
油がパチパチとはじけてきたら、重しを取って焼き加減を見ます。皮がパリッとしていたらひっくり返します。裏側も弱火のまま焼くのですが、蓋はしないでください。
肉の一番厚い部分に竹串などを刺して、肉汁が透明なら火が通った証です。火を止めたら、そのまま3分ほど放置して盛りつけましょう。