菅田将暉がソロ歌手としてデビューすることが3月21日に判明。同日19時に東京・渋谷のスクランブル交差点で5面ビジョンを一斉にジャックし、サプライズ発表を決行した。
ビジョンにはデビュー曲で三太郎シリーズのサッカー応援ソングとしてテレビCMでも放送されている楽曲「見たこともない景色」の初公開となるミュージックビデオが流れ、現場にいた若者たちはとりあえず記念すべき瞬間に立ち会えたことを喜んだ。
菅田は今回のソロ歌手デビューについて、「僕が音楽アーティストをやっていいのだろうか、そして僕に何ができるんだろうか?」と、音楽活動を展開していくことに対しての不安を露わにするも、「これまでにないワクワクする気持ちが生まれていて、音楽活動を自分自身が楽しみ、信じて、作品づくりをしていきたいと思います」「(今後挑戦したいことは)シンプルにまずはライブをすること。アーティスト菅田将暉で立つステージはどんな景色なんだろうという思いは強い」とコメント。なんだかんだでやる気満々ではあるようだ。
また、菅田はミュージックビデオの中でギター演奏を披露していることもあり、さぞかしファンも彼の音楽活動を喜んでいるかと思いきや、ソロ歌手デビューについては否定的な意見もかなり目立っている。
「菅田は1月公開の映画『キセキ-あの日のソビト-』から誕生した音楽ユニット『グリーンボーイズ』のメンバーとしても活動。同ユニットで『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)への出演や、GReeeeNのライブにオープニングアクトとして登場するなど、それなりに場数も踏んできています。それだけに所属事務所が音楽活動に進出させたい気持ちもわかる。ただ、俳優としての菅田を応援している人たちからは首を傾げる人が多い。つまり、二兎を追うもの何とやら。菅田は演技力では若手屈指といわれていますが、歌唱力は俳優としては上手いほうではあっても、ソロ歌手としてあえてデビューレベルであるかと言われると疑問です。歌手として失敗すれば、せっかく順調な役者活動にも悪影響が出ると心配する声が多いというのが実情です」(女性誌ライター)
世間の反応もやはり“ソコじゃない感”が強く、「演技は好きだけど歌は違う」「これはやっちゃったな~」「ザ・役者を目指してほしかった」「歌手のイメージがつくと、演技に深みがなくなることは間違いない」と、残念コメントのオンパレード。
はたして、歌手・菅田将暉はどういった類の成功を望んでいるのだろうか?
(田中康)
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