安倍政権を揺るがす森友学園問題。ファーストレディとなった時以上に、渦中の人物として注目を集めているのが安倍昭恵夫人だ。
彼女の経歴を紐解けば、森永製菓の社長令嬢という家柄で、幼稚園からずっと聖心に通い、聖心女子専門学校を卒業後、電通に就職したというセレブお嬢様。聖心のなかでも、当時はあった幼稚園からの生徒は、初等科、中等科からの生徒たちから“生粋のお嬢様”と別格視されていたという。そんな彼女の最終学歴が立教大学大学院だ。
「4年制の専門学校など専門性の高い指定の専門学校には、大学院への進学資格がありますが、聖心女子専門学校はそのなかに入っていません。ですが、資格には『大学院において個別の入学資格審査により認めた22歳以上の者』という条項があるので、立教大学から入学資格があると認定されたのでしょう」(週刊誌記者)
大学院進学も“忖度”で? などという意地悪な声も聞こえてきそうだが、しっかりと勉学に励んだようで、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科修士課程を修了し、修士号を取得している。
社会活動に熱心なあたり、学んだことが活かされているようだが、自分の言動がこんな騒動を巻き起こすという展開は“デザイン”できていなかったようだ。
(伊藤その子)