女優でこの4月に中学生になったばかりの芦田愛菜は、世界の石油事情についても詳しかった! その芦田は4月18日、原油流出事故を題材としたハリウッド映画の公開直前イベントに出席。ジャーナリストの池上彰による石油にちなんだ“特別講座”に「そうなんですか!」などと真剣に耳を傾けていた。
ここで池上が「石油の単位は知ってる?」と水を向けると、芦田は「バレル」と即答。さらに「シェールガスは入試問題で出ましたか?」と問われると、「頁岩ですね」と採掘地の地層にまで言及したのである。これには池上も驚きを隠せなかったが、その回答に芦田家の教育方針が垣間見えたと女性誌のライターが指摘する。
「小学校の指導要領にはバレルもシェールガスも出てきませんが、私立中学の入試ではこういった時事問題もよく出題されます。芦田は父親がメガバンクの支店長との噂ですし、家庭内で新聞に目を通すように教育している可能性がありますね。しかも彼女、15年から朝日小学生新聞で連載も持っていますから、新聞にはかなり慣れ親しんでいるのではないでしょうか」
その芦田は年間300冊の本を読む読書家としても知られている。その内容も図鑑から小説、伝記やファンタジーなど多岐にわたっており、ここからも様々な知識を得ていそうだ。その読書も親の薦めによるものだそうだが、ここで女性誌のライターが続ける。
「15年の国勢調査では父親と一緒に調査票を記入したと明かしています。このように普通の小学生がやらないような経験を積ませることで、家庭内で社会勉強を重ねてきたのではないでしょうか。やはり教育の基本は家庭にあるということを実感させますね」
だからといって新聞を読んでいない親が「新聞を読め!」と子供に命じても付け焼き刃に過ぎず、芦田にあやかることはできないだろう。やはり子は親に似るようだ。
(白根麻子)