天海祐希主演ドラマ「緊急取調室-season2-」(テレビ朝日系)4月20日スタートし、初回の平均視聴率は17.9%と高視聴率をマークした。
同ドラマは、天海演じる取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班」(通称・キントリ)のメンバーとともに、数々の凶悪犯と心理戦を繰り広げながら難事件を解決していくというもの。
この日は、ドラマ放送直前に「世界フィギュアスケート国別対抗戦」があり、こちらの平均視聴率は16.3%。それを上回る数字を叩き出したことで、いかに同ドラマの人気が高いかを証明した。
「これまで“確実に数字の取れる女優”だった天海ですが、フジテレビの『Chef~三ツ星の給食~』(フジテレビ系)では全話の平均視聴率が7.02%と惨敗でした。これは、三ツ星シェフが有名レストランから追い出されるところから始まる物語でしたが、その理由があまりにもひどく、視聴者から『天海の無駄遣いは止めて』とまでいわれました。やはり、脚本の善し悪しで俳優を生かせるかどうかが証明されましたね」(テレビ誌ライター)
芸能記者は「チームワークの良さが、画面から伝わる」と、ドラマの魅力を話す。
「脇を固める田中哲司、でんでん、大杉漣、小日向文世らが、天海大好きなんですよ。座長である彼女をもり立てようとして、とにかく現場の雰囲気がいい。お約束の居酒屋のシーンのように、プライベートでも集まって飲み会をやっています」
天海にとっては、面目躍如の好発進となったようだ。