食事中の血糖値の上昇が緩やかになるほうがダイエットにいい、というのはよく耳にすること。白ご飯よりも野菜や汁物を先に食べるなどして、血糖値の上昇を抑える工夫している人も多いでしょう。 そんなダイエッターの食事にプラスしたいのが「まいたけ」。
そもそも血糖値が上がりやすい食べ物をとると、なぜ太ってしまうのでしょうか。渋谷DSクリニックの院長 林 博之先生によれば、血糖値が急激に上がるとインスリンが大量に分泌され、余分な糖が脂肪として蓄積されてしまうのだそう。そこで血糖値の上昇を緩やかにするはたらきを持つ食材を、食卓にプラスするのがポイントになります。
まいたけは、キノコの中で最も栄養素が豊富で、まいたけのみに含まれている「マイタケβグルカン」が血糖値の急激な上昇を抑制してくれる。さらに、不溶性食物繊維や「キノコキトサン」を含むことも、ダイエットには有効なのだそうです。しかも、まいたけ自体のカロリーは100gにつき16kcalと低カロリー。まさにダイエットフードの象徴と言えそうです。
焼きまいたけや汁もの、肉炒めなどメニューも豊富にあるので、おいしく取り入れてみましょう。