16年から17年にかけてのシーズンも大活躍だったフィギュアスケートの羽生結弦選手。世界王者だけあって、体の感覚や音に敏感なことは容易に想像がつくが、このほどネットにアップされたインタビューで、もうひとつ研ぎ澄まされた感性について語っている。
「その感性は、ズバリ嗅覚。遠征でホテルに泊まることが多い羽生選手ですが、スプレータイプのアロマやいい香りのするアイマスクを持参するそうです。リラックスするのはもちろん、気持ちのリフレッシュにも役立つのだとか。匂いや香りには敏感だそうで、空港の免税店の前では香水の香りに鼻がムズムズ。家の匂いも気になるそうで、日本に長く滞在して拠点のトロントに帰ると、部屋の匂いが違うと感じるのだとか。そんな時には母親が消臭スプレーを撒いてくれるのだそうです」(スポーツライター)
羽生選手は洗剤や家庭用品の企業でアンバサダーを務めており、今回のインタビューもその企業のホームページで閲覧できる。
「宣伝も兼ねているとはいえ、それだけ匂いが気になるタイプなので消臭スプレーは欠かせないようですね。ショーなどで1日に何度も着なければならない衣装には消臭剤をかけ、その香りでリフレッシュして演技に集中するようにしているそうです」(前出・スポーツライター)
香りでスイッチを切り替えられるところもまた、絶対王者の強みなのかもしれない。
(芝公子)