日ごろからアメリカドラマ好きを公言しているブルゾンちえみ。だがその知識が浅いレベルだったことを露呈してしまったようだ。5月11日放送の「アメトーーク!」(テレビ朝日系)にてブルゾンは、人気ドラマ「ゴシップガール」の1シーンを紹介。「キャビアを一度味わった男がナマズで妥協するなんて!!」というセリフが好きだと語っていた彼女について、アメリカ在住経験のあるライターが指摘する。
「司会の宮迫博之が『キャビアはチョウザメの卵やんか、なぜナマズ本体と比べてんの?』との疑問を呈すると、ブルゾンは『そういうの追及するとよくない!』と言い放ち、『日本狭い!』と捨て台詞を吐いていました。しかしアメリカドラマ好きなら、キャビア(Caviar)とナマズ(Catfish)で韻を踏んでいることに気づくべき。そういう言葉遊びもドラマを楽しむ大事な要素ですが、ブルゾンは字幕を読むので精一杯なのかもしれません」
アメリカドラマ好きを気取るなら、セリフに秘められた意味まで説明できてほしいもの。だがブルゾンはアメリカ人同士が交わす挨拶についても理解の浅さを表していた。前出のライターが続ける。
「彼女は若者流の挨拶として『ヘーイ!』とハイタッチした後に『プスー』という音を出し、『リズムと共に生きてるんスよ!』と説明していました。しかしこの『プスー(Psst)』とは相手の注意を惹くために出す音で、アメリカ人なら誰でも使う表現。普通は小声でささやくように発音しますが、若者たちはわざと大きな声で『おーい!』という感じで使ったりもします。その用法を理解しないでやたらに『プスー』と言ってたら、おかしな感じになりますよ」
たしかに日本語で普通に使う「ちょっと」という呼びかけも、「ちょっと!ちょっと!」と大声で叫んだらヒナ壇芸人の決まり文句になってしまう。もしブルゾンがそこまで考えて『プスー、プスー!』と言うのであれば、それはそれで大したものかもしれないが。
(白根麻子)