今秋放送予定のWOWOW連続ドラマ「片想い」(原作・東野圭吾)では、性同一性障害の主人公を演じる、女優の中谷美紀。役作りのため、トレードマークでもあった黒髪を15cmカットし、ドラマにかける強い意気込みを感じさせた。
その中谷の好調ぶりを、5月25日付の「日刊ゲンダイ」が報じている。中谷といえば、2015年に長年所属していた事務所を離れ、個人事務所を設立。独立によって仕事が減ることは少なくないが、中谷は独立前と変わらぬオファーを受け、「芸能界でも指折りの使いたい女優」という業界評価を得ているという。
また、女優でありながら「社長」という立場であることから、仕事を取るために笑顔を振りまき、仕事相手への贈り物など細やかな気配りも紹介。社長業も板についてきたようだ。
仕事では「独り立ち」がかなったが、プライベートはどうか。昨年、女性誌でウィーンフィルハーモニー管弦楽団のドイツ人ビオラ奏者、ティロ・フェヒナー氏との熱愛が報じられたことは記憶に新しい。記事によると、東京・西麻布の路上で密着していたとあり、アツアツぶりが伝わってくる。
その後、続報はないが、進捗状況はどうなのか。芸能記者が話す。
「中谷は、俳優の渡部篤郎と長年交際していましたが、結婚には至りませんでした。今度こそは失敗したくないという気持ちから、結婚に対して慎重になっていると思います。ただ、交際が続いていたとしても、海を越えた遠距離恋愛。お互いに多忙であることもあり、進展させたくても、なかなか前に進まないのでは」
仕事ではうまく独り立ちできた中谷。だが、このままいけば、私生活が「お一人様」になる可能性も否めない。