5月31日放送の「あさイチ」(NHK)で、「スメハラ」ことスメルハラスメントを特集。冒頭でユニクロが男性500人に実施した「女性のワキ汗」に関するアンケート結果を公開、その中身は「清潔感がない」「信用ができない」「生理的に受けつけない」「周りへの配慮ができなさそう」といった批判的な声が上位を占めていた。
この回答結果に対しMCの有働由美子アナは「(そんな男性は)こっちから願い下げだけどね。お前のことが信用できないし、アンタのほうこそ配慮ができないヤツだよ」と反論。同じくMCのV6井ノ原快彦も「これ、ハラスメントでしょ」「この結果自体が信用できない」と怒りを露わにした。
11年5月、同番組には「ワキ汗を平気で見せて信じられない。同じ女性として見ていられない」と有働アナのワキ汗に対する苦情FAXが届いたことで、それ以降、有働アナは“ワキ汗キャラ”呼ばわりされていた。
「井ノ原はそんな有働アナをフォローすることに懸命だったためか、アンケート結果を借用していることをすっかり忘れ、批判するかのような発言になってしまいました。いち早くそのことに気づいた有働アナは井ノ原に『こちら(の企業)はワキ汗を防止する商品を販売しているからこうした結果に』と早口で説明し、井ノ原もなるほどといった表情で怒りを収めていました。一連の流れに気づいた視聴者からは、『あさイチファミリーの結束は固いね』『アンケートより有働さんの尊厳を守ろうとしたイノッチが好き』といった声があがっています」(テレビ誌ライター)
互いにフォローしあえるこうしたチームプレーこそが、この番組の魅力なのだ。