俳優の小出恵介が、6月9日発売の「フライデー」で未成年の女性と酒を飲み、不適切な関係を持ったことが報じられた。この報道を受けて小出は事実を認めたため、所属事務所は8日、小出の無期限活動停止を発表。
NHKは、10日スタート予定だった小出主演ドラマ「神様からひと言 ~なにわ お客様相談室物語~」(全6話)の放送中止を決定した。さらに、7月24、29日にBSプレミアムで放送予定だった映画「のだめカンタービレ 最終楽章」(前後編)の放送内容を変更することも発表。また、2012年の朝ドラ「梅ちゃん先生」(ヒロインの兄役)を含め、現在オンデマンドで配信中の7番組も休止する。
また、日本テレビは、7月16日スタートの連続ドラマ「愛してたって、秘密はある。」にキャスティングしていたが、降板を決めた。日テレ関係者は「6月10日にも小出の撮影が入っていたのに、すべてがひっくり返ってしまった。新たなキャスティングも含めて、大騒ぎです」と明かしてくれた。
芸能ジャーナリストは「芸能界から追放される可能性もある」と厳しい。
「未成年と知りながら酒を飲ませ、強引に宿泊先のホテルに連れ込んだ。女性が『私、学生だけど……』と言っても、行為を止めなかった。それが事実なら正直、バカとしか言いようがない。呆れるばかりです。このところ芸能人による不祥事が続き、どのような事態を招くかわかっていたはず。小出の場合、CM、ドラマ、映画と出演が多いので、違約金も相当な額になるはず。復帰もかなり厳しいでしょう」
爽やかで実直なイメージの役が多かっただけに、今回の報道によるダメージは計り知れない。