今や、飛ぶ鳥を落とす勢いの小池百合子東京都知事が、人生初の「小池百合子 写真集 YURiKO KOiKE 1992-2017」(双葉社)を、都議選告示日9日前の6月14日に発売する。都知事が写真集を発売するのは、前代未聞のことだ。
ただし、著者名はあくまでも写真家の鴨志田孝一氏であり、小池都知事に印税収入は入らないそうだ。
この一報にネット上では「政治家としては応援するけど…写真集はなんか変」「目立ちたいんだね。誰が買うんだ?」「目的が分からない」「需要があるの?これ」「いらない」など批判の声が飛び交った。
政治部記者は「自分の人気を過信しすぎでは?」という。
「小池都知事は、東京五輪のバレーボール会場の有明アリーナを横浜アリーナにするとか、ボート会場の海の森水上競技場を宮城県の長沼ボート場にするとか言ってましたが、全部元に戻っただけ。市場の豊洲移転問題にしても、築地からも汚染土が出てきてしまって、結局何も決まらない。問題提議をするのはいいが、ちゃぶ台をひっくり返しただけ。その間にかかった経費は無駄遣いとしか言いようがありません。いまは上げ潮ムードですが、結果を出せなければ有権者の見方も変わってくる。“都民ファースト”を掲げている小池都知事ですが、実際は“小池ファースト”なんじゃないかとね」
当初は、初刷り4~5000部の予定だったが、国内外からの反響が大きく、1万5000部からスタートするというこの写真集。いったい、どんな御仁が購入するのか、興味津々だ。