熱いエールで視聴者のみならずアスリートたちからも支持されている松岡修造。卓球の世界選手権から凱旋した選手たちからは松岡の言葉が励みになったとの声も聞かれ、女子シングルスで48年ぶりメダルを獲得した平野美宇選手にいたっては、松岡氏の著書で試合のスタイルを変えたとまで伝えられている。
「松岡は累計120万部を突破した日めくり『まいにち、修造!』のイメージが強いのですが、実はほかにも多くの著書をものしています。オフィシャルサイトを見ると、著書として紹介されている書籍の数は27冊にのぼる」(芸能ライター)
松岡はこの5月にも脳科学者の茂木健一郎氏との共著で「ポジティブ会議」(アスコム)を出版したばかりだ。
「松岡の著書はベストセラーの実績があり、出版社からのオファーもひっきりなし。また、アスリートが松岡の著書を読んで『元気が出た』などとメディアで宣伝してくれるので、部数が見込めるのです」(書籍編集者)
卓球の石川佳純選手は、「君ならできる!」という松岡のエールが書かれたシールをラケットケースにお守りがわりに貼っていたとコメントしたが、そのシールは松岡からプレゼントされた本の付録だったとか。
松岡が熱く応援すればするほど選手が燃え、著書が売れるという構図があるようだ。
(伊藤その子)