10月15日に始まったドラマ「オトナ女子」(フジテレビ系)は、主演に篠原涼子を抜擢して前評判が高かったものの、初回視聴率は9.9%と不安のスタートとなった。
「フジテレビはもう終わったも同然ですね」
と手厳しい感想を述べるのは42歳の女性テレビ誌記者だ。
「『オトナ女子』は、88年に人気を博した『抱きしめたい!』(フジテレビ系)の焼き直しでしかありませんよ。主役の篠原が不必要に髪をかき上げては『悪かったわね、40で』とひとり毒づくたび、W浅野の顔を思い出さずにはいられません。浅野ゆう子と浅野温子も髪をかき上げて『悪かったわね、30で』と言っていましたからね。これは“トレンディドラマ”を知らない35歳以下の女性しか見ていられないですよ」
また、39歳の女性誌記者もこう続ける。
「40歳前後のオバハンはこういうのが好きなんだろ? とでも言いたげなお膳立てが、押しつけがましくてウザい」
ネット上でも「リアリティなさすぎ」「展開ありがち」「つまんない」など、女性からの酷評が目立つ。
「40歳前後の女性を“オトナ女子”と命名し、実年齢40代の篠原涼子、吉瀬美智子、鈴木砂羽の3名を起用したというのに、ターゲットであるはずのアラフォー女性からはブーイングの嵐。ここから立て直すのは、おそらく容易なことではありません」(テレビ番組制作会社関係者)
果たして、2話目以降でどんな挽回策を講じてくるか?