6月22日に発売された「週刊文春」で、大手新聞社に勤務する40代の既婚女性との密会が報じられた、フリーアナウンサーの小倉智昭。2人は週に1回のペースで逢瀬を重ね、食事やコンサートなどに一緒に行っているという。
同日、自身がMCを務める朝の情報番組「とくダネ!」(フジテレビ系)で、小倉は不貞関係であることを否定。密会に関しては「食事をしたりするときも、個室を使わなかったりするんで。それでも“密会”って言われるんだな」と心外な様子。
そんな必死の釈明を聞いて「なるほど!」と膝を打つ芸能記者がいる。今回の行動と小倉の過去の発言が、きちんと辻褄が合っているというのである。
「思い返すと、小倉は芸能人の不貞やアンモラルな恋について擁護したり、称賛ともとれる意見を述べていました。なぜ、この人はタレントの火遊びに寛容なのかと不思議に思ったものです。今回の文春の記事を見て、なるほどそういうことかと……」
例えばこうだ。14年10月、自宅不貞で活動休止していたタレントの矢口真里の復帰に関して、小倉は「なんで矢口真里さんは1年半も謹慎しなきゃいけなかったんだろうね」「別に犯罪になっているわけではないよね」と徹底擁護。
16年9月、ベッキーとの不貞騒動が冷めやらぬうちに、タレントのほのかりんとの熱愛が発覚したゲスの極み乙女。のボーカル・川谷絵音に対しては、「こういう動きを見せたら必ず報道されると分かっているのに、それでも堂々たるものですよね」。
今年年3月の渡辺謙の不貞報道の際には、「これが事実としても、夫婦で解決する問題ですからね。我々にコメントを求められても難しいよね」。
深読みすれば、“不貞しても謹慎しない”“報道されても堂々とする”“何かあっても夫婦で解決するから外野は騒ぐな”というポリシーがうかがえる。モラルはさておき、小倉はある意味、自分に正直で嘘をつけない男だ、と先の芸能記者は感心するのである。
小倉の密会スキャンダルが鎮火しかかっているところを見ると、これらの布石が“予防線”の役割をはたしたのかもしれない。