6月23日の昼前に小林麻央さんの訃報が伝わり、日本中が悲しみに暮れている。昨年6月に乳がんを公表し、同9月に開設したブログでは闘病の様子を赤裸々に公開し、大きな反響を呼んでいた。
小林さんは03年に就任した「めざましどようび」(フジテレビ系)の初代お天気キャスターを皮切りに情報番組を中心に活躍。毎年恒例の「好きな女子アナランキング」(オリコン調べ)では4回のランクインを果たすなど、美人キャスターとして人気を博してきた。
それゆえ、訃報が伝わるとネットでは「美人薄命」と「佳人薄命」の検索回数が激増。さらには変換ミスの「美人薄明」も多数検索されるなど、「美しい人には、病弱だったり数奇な運命にもて遊ばれるなどして、短命なケースが多い」という意味の言葉が一気に注目を集めることとなった。
「SNSでは『美人薄命とはまさに彼女のこと』という趣旨の書き込みが急増しました。一方で悲しさからか『そんな言葉は信じたくない』という人も少なくなかった。訃報に接したことであらためて34歳という年齢を知った人も多く、2人のお子さんを遺して亡くなったことも、たくさんの人の涙を誘っています」(芸能ライター)
その闘病生活を通して多くの人に勇気と励みを与えてきた小林さん。その美しさもまた人々の記憶に残り続けるだろう。小林さんの冥福をお祈りいたします。