7月に60歳の誕生日を迎える女優の大竹しのぶ。還暦を迎える彼女がなんと、14歳の少年役を演じることが今月の21日、都内で行われたミュージカル「にんじん」の制作発表記者会見で明らかになった。
「大竹は22歳の時にも『にんじん』の舞台に出演しており、それから実に38年ぶりに同じ舞台に上がることになります。この役について“還暦だから何か面白いことをやろうと思ったのがきっかけ”と話していました」(スポーツ紙記者)
これに対してネットの反応は「大竹さんなら演じられますよ。童顔だし、小柄だし、声も若い」と応援する声もあれば、「違和感しかないの言い間違いかな」など賛否両論のコメントが寄せられた。しかし、実年齢と離れた役柄を演じるのはよくあること。
「山田孝之は来月末に発売予定のゲームソフト『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』の特別映像『止まらない山田孝之の妄想~大画面でドラクエXI~篇』で、小学生に囲まれてゲームに興じる子供役を演じています。また、窪田正孝はドラマ『僕たちがやりました』(フジテレビ系)で、28歳ながら高校生役に挑戦。その制服姿が“似合い過ぎる”とネットでも話題になりました。さらにNHK朝ドラ『べっぴんさん』で、29歳でありながら15歳の高校生役を演じた俳優の古川雄輝が、“奇跡の29歳”と呼ばれたことは記憶に新しい」(テレビ誌ライター)
一方で大竹は、8月に公開される映画「後妻業の女」で、財産のある高齢男性を色香で虜にし、金品を巻き上げる役を演じている。
「5月に発売された『婦人公論』で、今まで関係あった男性は30人以上と告白しています。やはり大竹は魔性の女の方が、はまり役ではないでしょうか」(女性誌記者)
いずれにせよ、還暦を迎えてなお野心的な大竹にエールを送りたい。