76歳の大ベテラン俳優、千葉真一が、老いてますます盛んなところを見せている。54歳年下の女子大生と交際し、2度目の妻とは離婚調停中だというのだ。最初の妻、野際陽子との間にもうけた長女は40歳なので、まさに孫でもおかしくない年齢の恋人を作ったことになる。芸能ライターが今回の交際報道について解説する。
「芸能界の年の差カップルといえば、加藤茶の45歳差婚が大きな話題でしたが、その記録をついに更新しました。しかも加藤が結婚した当時の妻は23歳で、前妻との娘は20歳でしたから、まだ自分の子供よりは年上。それが今回は娘より18歳も年下ですよ。76歳の老人が女子大生と真剣交際できるなんて、もはや尊敬の域です」
千葉がその女子大生と結婚したとしたら、気になってくるのは夜の生活だ。76歳を超えてなお子供ができるようであれば、こちらも芸能界の記録を更新することになる。前出の芸能ライターが続ける。
「これまでの最高齢記録は、加山雄三の父親としても知られる上原謙でしょう。上原は38歳年下の女性と再婚し、70歳で娘をもうけています。この記録を破るのは不可能かと思われていましたが、千葉はこの10月も舞台に出演している現役の俳優ですし、その気さえあればいつでも記録更新は可能かもしれません」
それにしても、女性のほうもよくぞ54歳も年上の男性と付き合うものだと感心しそうなもの。だが最近は、二回り以上も年上の男性に憧れる若い女性が増えているというのだ。そんな女性心理を、女性誌のライターが教えてくれた。
「若い女性にとっては同世代の男性はお金もなく、夢もなく、経験も足りない、頼りない存在です。それに対してバブル期を経験した40代後半以上の男性は、今でも仕事や女性に対してガツガツしており、社会経験も豊富だから話題も多く、一緒にいて楽しい存在なんですね。しかも、友達と遊んでいてもとやかく言わないなど包容力もある。だから年齢差さえ気にしなければ、刺激的で楽しく、自分を愛してくれる理想的な交際相手なんです」
こんな言葉を聞いて、「オレもまだまだイケるかも!?」と思った壮年オヤジもいるのではないだろうか? 芸能界には加藤茶のほかにもラサール石井やドリカム中村正人、そして市村正親など、二回り以上の年の差婚を果たした壮年タレントは少なくない。いま彼女募集中のオヤジは、20代女性にターゲットを絞ってみるのも手かもしれない。
(金田麻有)