7月17日に放送されたバラエティ番組「バイキング」(フジテレビ系)で、MCの坂上忍が女優・松居一代の動画について持論を展開した。
夫である俳優の船越英一郎との関係が泥沼化している松居。ブログに加え、動画サービスのYouTubeで、船越を敵対視する動画をアップし続けている。
坂上は、この松居の動画に対して「あの芝居は下手ですよ!」と女優である松居にまさかのダメ出し。さらに、真実を訴えたいときに、あの芝居がかりすぎた演技でやってしまうと、逆に伝わりづらくなると苦言を呈した。
さすがは“元天才子役”といったところだが、「この言葉は自分への戒めでもある」と言うのはベテラン芸能記者だ。どういうことか。
「6月22日に放送されたバイキングで坂上は、1991年に公開された映画『就職戦線異状なし』で初共演した俳優・織田裕二について『この人、自然な演技するな』と感じたことを話していました。監督は坂上の演技にダメ出しするものの、織田にはまったくNGを出さない。監督からは『もうちょっと芝居しないで』と指示されたことも明かしていました。一般的には“棒”とみられる演技がリアリティを生み、逆に達者すぎる芝居が状況によっては“クサイ”と感じられてしまうということです」
もちろん、告発動画と台本のある芝居を同列に論じることはできないが、あの動画に坂上は“松居一代を演じる松居一代”を見たのではないかと、先の芸能記者は推測するのである。