武井咲主演ドラマ「黒革の手帖」(テレビ朝日系)の第2話が7月27日放送され、平均視聴率は第1話から0.6%アップの12.3%だった。これで“低視聴率女優”と言われ続けてきた武井の汚名返上となったわけだが、視聴者が注目しているのは、仲里依紗ともっぱらの評判だ。
銀座にクラブ「カルネ」をオープンした原口元子(武井)は、銀行の派遣社員だったころの同僚・山田波子(仲)に偶然街で逢う。そして、元子と一緒に派遣を切られた波子が、生活に困っていることを知り、自分の店で働かないかと誘うのだが……。ホステスとなって夢のような生活を送るうち波子は、女の武器を使い金の亡者と豹変する。
番組の感想欄には「仲里依紗の七変化がすごい」「地味なのもケバいのもいいね!」「仲里依紗やっぱり演技うまいな?『あなそれ』の麗華とは別人」「仲里依紗のヤバさにゾクゾクッする~」「波子豹変! おもしろくなってきた!」「波子めっちゃ怖かった。ニヤリと笑ったのうますぎ!」など、称賛の声が飛んだ。
「仲は、地味だけど演技達者なバイプレーヤーと評価は高かったが、代表作には恵まれなかった。それが『あなたのことはそれほど』(TBS系)で、一気に花開いた感じです。『黒革の手帖』では、元子とのバトルが繰り広げられるわけですが、どんな悪女の顔を魅せてくれるか楽しみです」(芸能記者)
仲にとって今作が、大きなターニングポイントになるのは間違いなさそうだ。