KinKi Kids・堂本光一の人間性がうかがえるエピソードが、ネット上で密かに話題となっている。
事の発端は7月27日に放送されたバラエティ番組『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)で、光一が若者の街・渋谷をリサーチするという企画を放送したこと。そのロケ中、光一は女子高生が大行列を作る人気のアイスクリーム店を訪問。同店は今年6月に日本に初上陸したばかりとあって、ロケ当日は33度という真夏日だったにもかかわらず、3時間待ちの行列が出来ていたという。
それだけに、どうしてもそのアイスを食べたかった光一は、アイスを買った女子高生に「美味しい? ちょうだい! もらっていい?」とおねだりして一口もらう場面がテレビでオンエアされたのだが、その裏には光一が見せたある配慮が隠されていたようだ。
「番組オンエアの翌日に、アイスクリームショップがインスタグラムを更新し、予定と違う対応になったことを明かしています。というのも、同店はロケを予め知らされており、アイスクリームをワンカップ用意する予定だったとのこと。しかし、並んでいるお客さんがいる中で特別にアイスを提供してもらうことを嫌った光一が『そういうのはやめようよ』と、スタッフに自ら提案したようです。番組としては、光一がアイスを食べている画が欲しいはずですから、特別提供を遠慮したのは光一の考えにほかならない。お店のインスタコメントも『店舗スタッフ一同感激でした』と締めくくっていました」(エンタメ誌ライター)
ネット上には「さすが光一くん、いい人すぎる」「芸能人だからって特別扱いを嫌うところ、素敵です」「キンキのファンでよかった」などの声が上がっており、ファンの間にこのエピソードはすっかり浸透しているようだ。
「王子様のイメージが強い光一ですが、実は庶民派で常識人。今回のロケでもギャルメイクの女子高生が光一にタメ口で話し始めた時には顔がこわばっており、曲がったことや非常識なことが大嫌いなんでしょう。光一が『そのメイク、やめろ』とキツメのアドバイスをすると、その女子高生は機嫌を損ねていましたが、それも“ザ・常識人”の光一らしい愛のムチのように見えました」(前出・エンタメ誌ライター)
番組を見た感じでは光一は4人ほどからアイスをお裾分けしてもらったようだが、相手の女子高生たちにとっても忘れられない思い出になったはずだ。
(田村元希)