8月4日に最終回を迎えるドラマ「ブランケット・キャッツ」(NHK)。事故死した妻が残した猫7匹の新しい飼い主を探すやもめ男のハートウォーミングドラマなのだが、スタート前の予想を裏切り、あまり評判が芳しくない。特に主人公・西島秀俊の幼なじみで、獣医を演じる吉瀬美智子が酷評にさらされているのだ。
「吉瀬が白衣姿で登場するということで、スタート前は男性からも注目度が高かったのですが、ふたを開けてみるとあまりの内容に唖然。吉瀬演じる美咲は仕事より恋愛に重きを置くスタンスで、他人の気持ちに土足でズカズカ踏み込み、自己中心的な行動ばかりを繰り返す困った存在で、笑えないコントのようです。
さらに、このドラマは保護猫事情の問題提起をする役割もあるのに、そこがほとんど機能していません。米倉涼子が『ドクターX』(テレビ朝日系)で演じた大門未知子のような、白衣を着た凄腕医師の顔と白衣を脱いだ時のお茶目な素顔のギャップが見たかったのに、吉瀬が演じる獣医にはそれがないから残念。ネット上には『美咲がうざい』『リアル感ゼロ』『獣医というより近所のおせっかいババア』『まるでコント』など辛口評が集まっています」(テレビ誌ライター)
放送中のドラマ「セシルのもくろみ」(フジテレビ系)では、アル中のDV夫を持つモデル主婦を好演している吉瀬。当たり役とそうでもない役との差が激しかったようだ。