東京・葛西臨海公園で開催されたライブイベント「WORLD HAPPINESS 2017」に女優・のんが出演。「LINEモバイル」のスペシャルTVCMで歌を披露したことはあるが、ライブで生歌を歌うのは初めてのこと。のん自身が声優を務めたアニメ映画「この世界の片隅に」の主題歌「悲しくてやりきれない」を歌う、コトリンゴのステージに登場して、しっとりとしたウィスパーボイスを聴かせた。
「その出来栄えに気を良くしたのか、終盤のステージに緑色の恐竜の尻尾を付け、赤いギターを手にして登場するとサディスティック・ミカバンドの代表曲『タイムマシンにおねがい』を気持ちよさそうに歌っていました。そのライブでは、新曲の入ったカセットテープ、写真などが入った『オヒロメ・パック』も、500個限定2000円で販売していましたね」(イベント関係者)
のんは、3日に自身のLINE LIVE「のんちゃんねる」で、音楽レーベル「KAIWA(RE)CORD」を立ち上げ、音楽活動を本格的に始めることを発表したばかり。
ファンからは、「のんちゃんガンバレー!楽しんだもん勝ちだよ」「のん素敵だなぁ、聡明さと行動力とお茶目さよ」と歓迎される一方で、「音楽活動って言われても“コレジャナイ感”がハンパない」といった疑問の声も上がっている。
「大手事務所から独立して、目立った女優活動が出来ない状態が続いています。それに比べて、音楽活動なら比較的自由にできる。ただ歌がさほど上手いわけではないので、ブレイクするのは難しいというのが大方の見方のようです」(スポーツ紙デスク)
しかしその一方で、のんをよく知る事情通は、こう語る。
「実は小6の時からバンド活動はして来たようです。今回のイベントで限定販売した『オヒロメ・パック』には、高橋幸宏や小原礼といったレジェンドメンバーが参加した『タイムマシンにおねがい』や、仲井戸麗市が参加したRCサクセションの名曲『I LIKE YOU』がカセットテープに収められています。本人はかなり本気で音楽活動を始めるつもりですよ」(音楽ライター)
“創作あーちすと”のんは、レジェンドミュージシャンのバックアップを受けて、ブレイクすることが出来るのか!?