プロ野球選手以外に目を向ければ、フランスの実業家・バルト氏と結婚した中村江里子もかなりの勝ち組。女子アナウォッチャーが言う。
「バルト氏は総資産が100億円なんて騒がれたこともありましたし、もしかしたら中村さんが一番凄いかも知れません」
玉の輿度が急浮上したのは元テレ東の田口恵美子。夫は今や“錦織圭特需”に沸く松岡修造である。芸能ジャーナリストが言う。
「松岡さんは錦織選手の活躍をきっかけに、あの熱いキャラが再評価され、今や各競技のスポーツ中継には欠かせない存在になっている。祖父は阪急電鉄などを経営する阪急東宝グループの創始者、父親は東宝の名誉会長という立派な家柄ですからね。もしタレントとして飽きられても、まず生活に困ることはないでしょう」
本来であればもっと上位に位置してもおかしくない小林麻央だが、夫の市川海老蔵はあの“暴行事件”以降、堅実な活動を続けているものの、「結婚できない痛いキャラ」で色モノ扱いされている姉・小林麻耶の巻き添えを食らい、玉の輿感が急激になくなっている。
「いろいろと苦労もあるとは思いますが、それでもセレブ感はかなりのもの。海老蔵さんは素行さえよければ、将来『国宝』と呼ばれるようになってもおかしくない存在。歌舞伎界は食いっぱぐれがないし、歳を取るほどに存在感は上がっていきます」(前出・芸能ジャーナリスト)
一方、この不況下にあって、「理想の玉の輿像にも変化が起きている」として芸能評論家がこう話す。
「手に職じゃないですけど、派手な肩書きより資格や権利関係を持っている男を選ぶ人が増えていくんじゃないですかね。例えば高島彩。ミュージシャンはお笑い芸人などと比べると人気が廃れにくいし、印税収入もありますから」
時代の変化を敏感に察知しなければ、真の玉の輿に乗ることはできないというわけだ。