8月9日発売の週刊文春で不貞疑惑を報じられた雨上がり決死隊の宮迫博之が、ホテルでの多重密会を認めた。8月11日に出演した「バイキング」(フジテレビ系)にて「魔が差しまくった」と語り、一線は越えていないと主張しつつも妻への裏切り行為を認めた形だ。
その宮迫に対して一部の女性視聴者からは「あんな釈明で済まされるのか!」と批判が上がっている。昨年1月に“ゲス不貞”が発覚したベッキーと、扱いに差がありすぎるというのだ。女性誌のライターが憤慨した様子で語る。
「同じような不貞でも、結局世間は男に甘いということがよく分かります。別にベッキーの肩を持つわけではないけど、彼女はCMからレギュラー番組まであらゆるものを失いましたよね。ならば宮迫も、冠番組『アメトーーク!』(テレビ朝日)の打ち切りなんて話もあってよさそうなものですが、そんな話は一切出てこない。まったくバランスが取れませんよ」
振り返ってみればの川谷絵音もゲス不貞発覚後に音楽活動を続けており、ベッキーのようにすべてを失ったわけではない。この時は「タレントとアーティストの違い」として納得していた視聴者も、今回の宮迫の処遇に関しては納得いかないようだ。
「宮迫の直後に報じられた元SPEEDの上原多香子がいま、不貞を巡って酷い叩かれようです。夫が自死しており、上原の不貞が原因の可能性があるとはいえ、まるで彼女の存在自体を否定するような罵詈雑言が浴びせられるなど、集団イジメ状態になっている。この件だって男女が逆だったらこれほどまでに叩かれていたのかと、疑問に感じずにはいられません」(前出・女性誌ライター)
小倉智昭に「お笑いの人は得だね」と言われた宮迫。この不貞ネタでしばらく笑いもとれるとすれば何ともやるせない。
(白根麻子)