女優の井上真央が、約2年ぶりにドラマ「明日の約束」(フジテレビ系)で主役を演じることが明らかになった。ヒューマンミステリーで、井上は高校のスクールカウンセラーという役どころ。視聴率で惨敗したNHK大河ドラマ「花燃ゆ」以来、久しく姿を見せなかった彼女の久々の主演作となる。
「昨年の4月、井上は所属事務所からの独立を計画しているとスポーツ紙が報じました。その後は母親と個人事務所を立ち上げるなど様々な憶測が流れましたが、結局、それまでの所属事務所とは昨年の8月31日で契約終了。12月に芸能プロダクション『アン・ヌフ』に移籍しています」(女性誌記者)
「アン・ヌフ」は、俳優の岸部一徳が立ち上げた事務所。社長の一徳をはじめ岸部四郎、塩見三省など個性派俳優が揃っている。岸部と井上は共演こそないものの、知人を通じて知り合い、誕生日が同じ1月9日だったことなどから、ウマが合ったという。
そんな彼女が、復帰作「明日の約束」に向けてある女優に相談を持ちかけていたという。誰あろう“視聴率女王”の名をほしいままにする米倉涼子である。
「2人は、米倉がブロードウェイ公演を終えて帰国した7月に一緒に食事をしています。そこで井上は、先輩である米倉に、30代を迎え“これからどうステップアップすればいいのか”などと相談していたようです」(スポーツ紙記者)
そして、この2人の仲を取り持ったのが、「アン・ヌフ」社長の岸部一徳だという。米倉と岸部は「ドクターX」シリーズで共演しており、米倉は「お父さん」と呼ぶほど、岸部のことを慕っているという。
「米倉は10月に『ドクターX~外科医・大門未知子~』第5シーズンに出演。昨年の4月の『松本清張スペシャル かげろう絵図』(フジテレビ系)以来、一年半ぶりのドラマとなります。米倉は離婚問題で辛い経験も味わっていますし、独立騒動で傷ついた井上と共有できる部分があるのかも。ひょっとしたらハッキリしない松本潤との結婚問題について相談を受けているのかもしれません」(放送作家)
才能豊かな男たちとの恋を糧に、女優として大きく花開いた米倉。その奥義を井上にも是非、伝授してもらいたいものだ。
(窪田史郎)