9月4日放送の月9ドラマ「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season」(フジテレビ系)が視聴率15.4%をマーク。前週から2%のジャンプアップとなり、4週続けて13%台に張り付いていた膠着状態を脱する形となった。
この結果に、ヒロインを務める新垣結衣の所属事務所からも喜びの声が伝わってくるという。主演の山下智久、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介と並んで同作品の顔となっている新垣だが、そこまで視聴率に敏感になるのには理由があるとテレビ局関係者が耳打ちする。
「本作は新垣にとって昨年10月期の『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)以来、半年ぶりのドラマ出演ですが、その間に彼女を取り巻く状況が大きく変わりました。能年玲奈の独立騒動に続いて、清水富美加が突然の出家を表明。所属タレントの相次ぐトラブルで、新垣が絶対的なワントップとなったのです」
真面目な性格ゆえにそのポジションを粛々とこなしている新垣だが、本人に掛かるプレッシャーは相当なものだろう。「コード・ブルー」の視聴率にも必要以上にナーバスになっていたようだ。
「それゆえ視聴率の回復は新垣にとっても所属事務所にとっても、この上ないグッドニュースでしょう。主演級女優たちが続々と結婚する中、もはやガッキーは国民的ヒロインですからね」(前出・芸能関係者)
今回の視聴率回復は「コード・ブルー」にとって初となる“前回比増”でもあった。残る数話でその上昇ペースを維持できれば、新垣も今後は“ブルー”どころか“バラ色”となるに違いない。
(金田麻有)