サッカーW杯・ロシア大会への出場が決まり、じわじわとブームが訪れているのが、ロシアを代表するお酒、ウォッカ。クラフトジンなどのスピリッツブームも、その人気を後押ししています。
ウォッカは15世紀半ばにロシアで誕生した蒸留酒。日本でも、バーなどではウォッカを使ったカクテルが親しまれてきています。
ウォッカは大きく分けると、ピュアウォッカとフレーバーウォッカの2つがあります。ロシアウォッカの日本での普及を目指して活動開始した日本・ロシアウォッカ協会の遠藤洋子氏はこう話します。
「日本ではここ10年ほどで、ロシアからたくさんのウォッカが輸入されるようになっています。中でもフレーバーウォッカはさまざまな色、味、香りを楽しめて、飲み比べると楽しいですよ」
そこで、いくつかおすすめのフレーバーウォッカを紹介してもらいました。
■リモンナヤ
レモン入りウォッカ。レモンの香りが爽やかで、残暑の季節に楽しむにはぴったりです。鮮やかな黄色は、インスタ映えもよし。
■スタルカ
リンゴと梨の葉を漬け込み、ポートワインやブランデーなどをブレンドしたウォッカ。ほんのりとしたオレンジ色で、チョコレートなど甘いおつまみと相性抜群ですよ。
■ペルツォフカ
唐辛子を漬けたウォッカ。ピリリと辛味が効いていて、トマトジュースで割って飲むのもおすすめだとか。
■ハンターウォッカ
ショウガやコーヒー豆、アニスの実、クローヴ、唐辛子、黒コショウ、オレンジピールなどを漬け、ブランデーや微量の砂糖と合わせたウォッカ。鮮やかなオレンジ色で、ほのかな甘みと深みのある香りや味わいを楽しめます。
ウォッカは、冷凍庫に入れてしっかり冷やしたものを、ショットで飲むのが代表的な飲み方。トロッとした口当たりを楽しめますが、ストレートが苦手であれば、オレンジジュースやリンゴジュース、炭酸水などで割るのもおすすめだとか。
サッカーW杯観戦にロシア行きを検討している人、またそうでない人も、いま注目のウォッカをぜひ試してみては。