「オダギリさんだけには言わないぞ」髙石あかりが“朝ドラヒロイン決定”を隠した理由
7月4日に公開された映画「夏の砂の上」の公開記念舞台挨拶が翌5日、都内で行われ、主演を務めた俳優のオダギリジョーと女優の髙石あかりが登壇。オリコンのYouTubeチャンネル「oricon」で、その模様が一部公開されており、オダギリが自虐的なコメントを口にする場面があった。
髙石あかりは、現在放送中のNHK連続テレビ小説「あんぱん」の後を受け、令和7年度後期から放送される「ばけばけ」でヒロインを務める。物語のモデルは「耳なし芳一」「むじな(のっぺらぼう)」「雪女」など日本に古くから伝わる説話を世に広めたことで知られる小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)。その妻である小泉セツ役を、髙石は2892人のオーディション応募者の中から勝ち取っている。
そこで、舞台挨拶ではこんなやりとりが…。
司会「髙石さん、今回の撮影中に朝ドラのヒロインが決定したのを、お聞きになったとか」
髙石「はい、(決まったことを)言いたかったです。(オダギリさんには)一番そばにいたから、めちゃくちゃ言いたくって」
オダギリ「言っちゃいけないんですね。偉いですね。(自身を指さしながら)特に言っちゃうタイプですからね」
髙石「絶対ダメですね。オダギリさんだけには言わないぞって言う気持ちで」
そう言いながらもオダギリは7月4日、報道風コント番組「全力!脱力タイムズ」(フジテレビ系)に出演して、こんなコメントを残している。
「役者の、自分のイメージを守りたいところがあって、あまりしゃべらないようにしている。失礼になっていたら、ごめんなさい。今の俳優って、何でもベラベラしゃべるタイプが多いから、自分は逆を行きたいんです」
オダギリは髙石のことを「うまいんでしょうね、隠し事が」と評していたが、本性を見せないところは、オダギリ自身も負けていないのかもしれない。
(所ひで/YouTubeライター)
