ジャニーズの人気グループ「Hey!Say!JUMP」が16日に行った横浜アリーナ公演で、12月から同グループ初の東・名・阪3大ドームツアーを開催することを発表。このサプライズにファンから大歓声を浴びた。
「『Hey!Say!JUMP』は、11月14日にCDデビューから10周年を迎えます。ヘイジャンの結成とCDデビューが発表されたのがジャニーズJr.時代の横浜アリーナ、ライブ中の出来事でした。今回、ドームツアー決定をメンバーが知らされたのも、横浜アリーナ昼公演の直前。10年ぶりのサプライズだったわけです」(スポーツ紙記者)
今や押しも押されもせぬ人気グループに成長したHey!Say!JUMPだが、グループを引っ張ってきたのがセンターを務める山田涼介だ。去年放送された月9ドラマ「カインとアベル」(フジテレビ系)で主役を演じ、2015年にはマンガを実写化した映画「暗殺教室」の演技が評価され、日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞。「暗殺教室」は翌年に続編「暗殺教室~卒業編~」が公開され、この作品もヒット。今年の12月には、累計6100万部を超える人気マンガ「鋼の錬金術師」の実写版も公開され、今やヒットマンガの実写版といえば、「主役は山田涼介」となりつつある。しかし、そんな状況を危惧する声もあるという。
「24歳になったのだから、そろそろ大人の映画にも挑戦してほしいという期待の声も上がってます。その意味では、9月23日に公開される映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』が、山田の今後を占う試金石になりそうです」(映画誌記者)
同作品は、累計800万部を突破した東野圭吾氏の同名小説が原作。「東野作品史上最も泣ける」と呼び声の高い感動作だけに、真価が問われるところだ。共演した大御所の西田敏行からは、「ジェームス・ディーンと会ったような気がした」と演技を絶賛された山田だか、果たしてこの作品で、一皮むけることが出来るのか。
(窪田史郎)