近年、ブームが続いているオーガニック。野菜を中心とした食材は、化学肥料や農薬を極力使わず、身体によいものを積極的に選ぼうという動きが高まっています。このような中、お酒についても、少しでも体によいものを、ということで注目されているのが、「BIO(ビオ)ワイン」なんです。
BIOワインとは、厳しい基準をクリアしたオーガニックとまでは謳えないものの、農薬をできる限り使用しない、ビオロジックやビオディナミなど、いわゆる「有機農法」という栽培手法で育てられたブドウで作られたワインのことをいいます。もしくは、オーガニック栽培のブドウを使っているものの、香料や着色料などは使用されているなど、「自然派ワイン」全般に使われている名称です。
実はこのBIOワイン、「二日酔い」しないといわれているのです。その真相はといえば、残念ながら科学的には実証されてはいないようです。ただ、BIOワインを飲むと、頭痛やだるさがないという体験談はよくみかけます。
タレントの堂珍敦子さんは、BIOワインが大好きな女性の一人。防腐剤無添加のBIOワインを飲んでいると、普通のワインの防腐剤が合わず、頭が痛くなることもあると自身のブログで語っています。
BIOワインの気になるお味は、素材本来の素朴な味わいが生かされているといわれています。最近では、自然派レストランなどでBIOワインを取り扱っているところも増えてきています。一度味わってみたいですね。