宝塚歌劇団のタカラジェンヌといえば、メイクを自分で行うそうですが、いわば美のプロともいえます。しかし、株式会社ドクターフィル・コスメティクスが元宝塚の女性たち101人に対してアンケート調査を実施したところ、57%が自分の素肌を見て「年齢を感じている」ことが分かりました。
その年齢が気になっている部位の1位は「目の下のくま」で51%。次いで僅差で「ほうれい線」が50%。約半数の人が目の下のくまとほうれい線のシワを気にしているという結果になりました。
皮膚科医の吉木伸子さんの著書「いちばん正しいスキンケアの教科書:吉木メソッドで美肌になる!」(西東社刊)によると、目の下のくまにはさまざまな種類があり、それぞれ原因も異なるとのこと。元宝塚の女性たちがどんな理由でくまができているのかは定かではありませんが、本著によると、年齢とともにくまはどれも目立ちやすくなるのだそう。
とくに、加齢でコラーゲンが減ると、目元の皮膚が薄くなって目立ちやすくなるのだそうです。また、「黒くま」と呼ばれるくまは実はくまではなく、「たるみ」なんだそうですよ。対策としてコラーゲンを増やすためには、「レチノール」というビタミンA入りの美容液やクリームがいいといいます。
血行不良が原因のくまもありますが、加齢によるくまであれば、たるみケアのアプローチで対策してみるといいかもしれません。