元SMAPの草なぎ剛、稲垣吾郎、香取慎吾の3人が共同ファンサイトを設立。新たな道を歩み始めた。SMAPといえば光GENJIと並び、芸能史を塗り替えてきた男性アイドルグループ。この2組の双方に、あるユニットのメンバーが加わっていたかもしれないという事実をご存じだろうか。
そのユニットはV6の年長グループ「20th Century」。アイドル事情に精通する芸能ジャーナリストが振り返る。
「光GENJIがデビューした1987年2月7日にオーディションを受けて合格したのがV6の坂本昌行。彼が16歳の時でした。坂本はSMAPの前身ユニット『スケートボーイズ』に加入して、アンダーメンバーとして活動。スケートボーイズからSMAPに変わった後も残っていましたが、役割は稲垣吾郎の補欠。稲垣がドラマ撮影で忙しくなると、雑誌の撮影にSMAPとして出ていました。ところが、いざSMAPのデビューが決まると、外されてしまったのです。ちなみに坂本は同時期に、TOKIOのサポートボーカルとしても活動しています」
一方、光GENJIに入るチャンスを逃したのは長野博だ。長野がジャニーズ事務所に入所したのは1986年。同期のTOKIO城島茂、元光GENJIの佐藤アツヒロが入所する数カ月前のこと。当時、一部のJr.は学校が休みの日は後楽園ローラースケート場(現・東京ドーム ローラースケートアリーナ)に通うよう指示されていたという。
「これに長野や中居正広、佐藤が参加していました。結局、佐藤だけが光GENJIとしてデビュー。ですが、デビューの後、長野はジャニーさんから『YOUを入れればよかった』と言われたとか。長野が光GENJIの一員としてデビューしていた可能性も大いにあったんですよ」(前出・芸能ジャーナリスト)
GENJI、SMAP、V6。この3世代グループをまたにかけた坂本と長野は、実はスゴい才能の持ち主なのかもしれない。
(北村ともこ)