普段、シャンプー後の濡れた髪を、どんな風にケアしていますか? タオルドライをしている人、すぐにドライヤーで乾かす人、自然乾燥でそのまま寝てしまう人までさまざまでしょう。でも、この髪の乾かし方によって、髪が傷んでしまうこともあるって知っていましたか?
快適生活研究会『「おしゃれ」ワザあり事典』(PHP研究所刊)によると、髪が濡れているときというのは、髪にとって非常に無防備な状態なのだそう。なぜなら、キューティクルが緩んでいるから。キューティクルは、外部の刺激から髪を守っている部分。うろこ状に重なり合って髪を覆っていますが、とっても薄く、摩擦に弱いところがあるため、無理にこすると剥がれ落ちてしまうのです。
そんな無防備なときに、枕に直接押し当てたり、バサバサとタオルで何度もこすったりすると、キューティクルが損傷してしまうようです。そして、ツヤが失われたり、枝毛の原因になったりすることもあるのだとか。
そうしたリスクは、何としても避けたいものですよね。そのための正しいケアは、ドライヤーを早めにかけて髪が濡れている時間を減らすこと。もしくは、完全に自然乾燥してから寝るようにすることなんだそうです。
タレントの紗栄子さんは、ダイソンのドライヤーを愛用中とのことで、旅先にも持参するそうです。この秋、行楽旅行などでお泊りする際には、お気に入りのドライヤーを持参してしっかりヘアケアしたいですね。