人から見たら理解不能な行動も、本人にとっては譲れない部分があったりします。それによって一触即発の事態になることも……。そんな、周囲にはわかってもらえない「こだわり」を持った女性たちのエピソードを覗いてみましょう。
●500mlのコーヒー牛乳を朝食に
もともと少食なので家で朝食は食べず、コーヒー牛乳の500mlパックを出勤時に買ってそれを飲みながら仕事をしているんですけど、社内の人にそれを知られると必ず「そんなのを毎日飲んでるの? 体に悪いよ」などと言われるのが鬱陶しい。好きで飲んでるんだし、余計なお世話。別に体調悪くなってないし(25歳・事務)
●カップ麺のお湯の量を9分目にして30秒早く食べる
作り方通りだとスープの味が物足りなく感じて、食べるのが遅いから麺が伸びちゃう。子供の頃からこの習慣ですが、この食べ方をすると本当に引く人がたまにいます(29歳・製造)
食べ物に関してはこんな人も。
●納豆は必ず100回混ぜて食べる
納豆が好きなので、お昼の定食には納豆を付けるんですが、必ず100回混ぜて食べています。頭の中で数えているので、途中で話しかけられても対応できなくて、初めて一緒にお昼をした人から「大丈夫ですか? 大丈夫ですか?」って心配された(31歳・販売)
家での「マイルール」が争点になることもあるようです。
●テレビなどの家電のコンセントを抜く
子供の頃からそうする家だったので、電源を切ってそのままにしていると「待機電力がどんどん消費される」ようなイメージが浮かんでしまって、コンセントを抜かずにいられなくなってしまいます。友達の家に行ったときに、一度気になっちゃうと、なんだかモヤモヤしてくる(26歳・事務)
●押入れを全開にしていないと怖い
押入れがしまっていると、「中に誰かが潜んでいたら怖い」と思ってずっと開けっ放しです。彼氏の家に行ったとき、ちょっとだけ開いてたことがあって、気持ち悪いから全開にしたら「なんで?」ってビックリされました(27歳・販売)
彼女は極度の怖がりで、怪談や都市伝説が大嫌いだそうです。
本来は「どうでもよいことに固執する」というネガティブな意味である「こだわり」という言葉。これを地で行く彼女たちは、周囲から「個性的」と言われているのでしょうか、それとも「変人」と言われているんでしょうか。
(摘木みなみ)