すっかり国民的娯楽として盤石の地位を築いた「カラオケ」。一般社団法人全国カラオケ事業者協会の「カラオケ白書2017」によれば、2016年市場規模は「やや減少した」とのことですが、2011年から2015年までは微増していたことを考えると、まだまだ人気は不動と言っていいのではないでしょうか。
「何人かで遊んだとき、とりあえず行くのがカラオケ」「個室だし、食べ物があるし、グダグダもできるからいい」「カラオケくらいしか、大きい声を出せる場がないから」と、カラオケに行く理由は様々。それだけに、「マナー違反」も目立つようです。20~39歳代の女子の声を集めてみました。
「自分が歌ってないときにスマホを見てる人。そんな人に限って自分の番がくると張り切って歌ってる」(29歳)
「『X JAPAN』の曲とか、B’zの『LOVE PHANTOM』みたいな、間奏の長い曲ばかり入れちゃう人。気まずくないですか?」(35歳)
「盛り上がってきたところを動画に撮って、その場でインスタに上げちゃう人。諸般の事情で遊んでないことになってる場合もあるので…」(27歳)
ちょっと困ったスタンドプレーにもイエローカード!
「曲を入れて、次ってところでトイレに行っちゃう人。なんで私がソワソワしてるんだって悔しくなる」(30歳)
「お酒が飲めない人に多いのが、めちゃくちゃフードを頼みまくって、ひとりで食べてるパターン。『それ、ワリカンなんだけど…』と歌どころじゃなくなってくる」(34歳)
「やたらキーやエコーにこだわって、機材をいじり倒してる『歌にガチ』な人もなんかトホホ。この間、男性で桐谷健太の『海の声』をガチ熱唱されて、なんとも言えない気分になった。オーディション番組じゃないので」(31歳)
アニソン流行りと聞いて「妖怪人間ベム」「マジンガーZ」あたりを喜々として歌うオジサンにもNGが出ていましたが、「一緒に行ったアナタが悪い」ということでここで処理させてもらいました。
(摘木みなみ)