自民党の圧勝で幕を閉じた第48回衆院選。その立役者となったのが、神奈川11区で4回目の当選を果たした筆頭副幹事長の小泉進次郎氏だ。選挙戦では、北海道から沖縄まで駆けつけ、50人以上の候補者の応援演説をこなした。演説中に着ていたスカジャンが売り切れになるなど、そのアイドル的人気は不変だ。
「進次郎氏は将来の総理候補の最有力。11月1日に発足する第4次安倍内閣では全閣僚が再任すると見られていますが、その次の内閣改造で初入閣の期待が高まっています。そうなると、気をつけたいのは恋愛などのスキャンダル。文春砲をはじめ、週刊誌からのロックオン状態がしばらく続くでしょう」(週刊誌記者)
進次郎氏が、その「文春砲」を浴びたのが2015年8月。「小泉進次郎が抱いた復興庁の女」と題して、ホテルでの密会デートの様子を写真付きで報じられた。お相手は、進次郎氏の秘書だった復興庁の元職員。記事によれば、ホテルの一室で2人は深夜2時までたわいのない会話を続けた後、進次郎氏の「かわいいねえ」という言葉で会話は止まったという。
だが、相手女性が独身だったため問題視されることもなく、報道当時女性有権者から「浮いた話がなかったので安心した」という感想が漏れたほどだった。
しかし、進次郎氏の足を引っ張りかねない“もう一つのリスク”があるという。週刊誌記者が続ける。
「実兄で俳優の小泉孝太郎です。13日に放送されたバラエティ番組『ダウンタウンなう』に出演した孝太郎は、“お持ち帰り”について、俳優のムロツヨシから暴露されている。ムロは『(孝太郎の)お持ち帰りは男友達がいたらないですね。それは、ひっそりこっそり、やっているんだと思います』と発言し、孝太郎を慌てさせました。お持ち帰りだけでも印象は良くありませんが、仮に倫理的にまずいお相手だった場合、その影響が進次郎氏にも及びかねません」
地雷は思わぬところに隠れているのかもしれない。
(石田英明)