中居正広が10月31日放送の「ザ!世界仰天ニュース」(日本テレビ系)にて、毛染め剤が原因と思われるアレルギー反応で顔が腫れあがった姿を公開した。当時の写真を披露した中居は「試合後の内藤大助さん」と元ボクシング世界王者の名前をあげて症状を表現。その腫れあがりっぷりは共演者や観覧者からも悲鳴が上がるほどだった。
中居は救急外来を訪れてステロイド剤の点滴治療を受けたそうだが、顔が腫れあがっていたためか他の患者はもちろん、窓口の病院職員にも中居本人だと気づかれなかったことがショックだったと語っていた。その発言に関して、医療系のライターが指摘する。
「いくら表情がいつもとは違っていたとしても、本名が記載された保険証を出した時点でさすがに気づかれるはず。保険証を持っていない場合は身分証明書の提示が必要なので、いずれにせよ窓口の職員は『中居正広の来院』に気が付いたはずです。ただ病院の職員は業務の性質上、守秘義務が課せられています。目の前にいる患者が芸能人であっても、それを口に出したりしてはいけないと教育されており、中居を見ても眉ひとつ動かさなかったのではないでしょうか」
医師や看護師、薬剤師については法律で守秘義務を規定。そういった資格を持たない窓口職員の場合でも、国公立病院では公務員としての守秘義務が法律で定めれている。また私立病院でも、就業時に守秘義務の遵守を書面で誓約させており、やはり患者の情報を漏らすことは有り得ないのだ。
「名前だけを呼ぶ場合は個人情報に当たらないので、院内で『中居さん、診察室にお入りください』といったアナウンスが流れる可能性もあります。ただ病院ではプライバシー漏えいに対して相当神経質になっているので、患者が中居のような有名人の場合には館内放送をせず、直接呼びに来る可能性もあります」(前出・医療系ライター)
いずれにせよ、中居は病院で誰にも気づいてもらえなかったことを気に病む必要はないようだ。
(白根麻子)