「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)の社交ダンスの世界選手権でキンタロー。とペアを組み、7位に入賞したロペス。無名に等しかった芸人が、このダンス企画で一躍注目を浴びている。
「本業のお笑いでの人気ではないところが、本人には残念かもしれませんが、素直な性格、クールなルックス、そして、筋トレが趣味という割れた腹筋に、女性ファンが急増しているんです。世界選手権7位の快挙でさらに注目され、ますます人気が上がるのではないでしょうか」(芸能ライター)
これまではダンスのパートナーなのに「先輩芸人」としてのキンタロー。に腰がひけていたロペスだが、世界選手権ではこれまで見せなかった“チャラ男”らしさを存分に発揮。キンタロー。を引っ張る頼もしさを見せた。
「素直でマジメなイメージだったのですが、この“チャラ男”ぶりはロペスが潜在的に持っているものなんじゃないでしょうか。物理学を専攻し、千葉大学の大学院を卒業しているロペスは芸人になる前、大手通信会社で働いていたんです。それがサラリーマンはしっくりこないと3年で辞めることを決めていたとか。これまでのやりとりではお笑い芸人に向いているように見えないロペスですが、そもそも目指した理由も“お笑い芸人ってカッコイイ”と思ったからだとか。今回、“芸は身を助く”で役立った社交ダンスも、学生時代に始めたきっかけは“女子がいっぱいいてモテそう”だったといいます。潜在的に持っているこのチャラさをうまく開花できれば、芸人としても成功するかもしれません」(前出・芸能ライター)
社交ダンス芸人という新しい分野を開拓したこのチャンスを活かし、ダンスのような軽快なステップで芸能界を渡っていってほしいものだ。
(伊藤その子)