「オレオレ詐欺」から「結婚詐欺」「リフォーム詐欺」まで、世の中には様々な詐欺が横行しているが、13日に放送されたバラエティ番組「なかい君の学スイッチ」(TBS系)では、なんと中居自身が、巧妙な詐欺の被害にあっていたことが明らかになった。
「番組の冒頭から『(詐欺に)引っ掛かりました、先々週。ヤバくないですか?』と告白。スタジオに衝撃が走りました」(芸能記者)
中居が巻き込まれたのは「クレジットマスター」と呼ばれる詐欺。コンピューターを使い、他人のカード情報を無断で探し出す、クレジットカード詐欺の中でもレアな手法だという。中居は「クレジットマスター」の被害により、知らないうちに炭酸水製造マシーンやハロウィンパーティーグッズ30個、テーマパークのチケット5人分など、被害総額は11万円以上に及んだ。ところがカード会社が不正利用に気づき利用をストップしたため、未然に被害を免れたという。
まさに不幸中の幸いだったが、このあと中居がつぶやいた一言が、スタジオを騒然とさせた。商品が詐欺師の元には届かなかったことを聞かされ「あ、届いてないの? そう考えると可哀想じゃない?」と、詐欺師に同情するようなコメントを漏らしたのだ。さらに中居は、「だってお金がなくてさ、家族5人パーティーグッズ買って、ハロウィンのときテーマパークに行こうなんて言ってたんだろうね」と詐欺師の生活事情に妄想をめぐらせる始末。これには共演者たちも「可哀想じゃないですよ」と突っ込まざるをえなかった。
そんな中居は、芸能界でもさまざまな“神対応伝説”を残している。
「お笑いコンビ・ハライチ澤部佑の結婚式のお祝いVTRに出演を依頼され、一度はつれなく断ったものの、なんと当日流れた映像にサプライズ出演。これには澤部本人も感動していました」(女性誌記者)
また、ベッキーが風邪をひいたまま収録に現れ、共演の中居に「風邪うつすなよ!」と冷たく言われたが、収録後に黙ってスポーツドリンクを渡され、感激のあまりベッキーはそのペットボトルのキャップを宝物にしているというエピソードもあった。
芸能界屈指の“思いやりの男”と言われる中居だが、詐欺師に同情するのは、さすがに行き過ぎでは!?
(窪田史郎)